縦壁 SDR高層構法

特長

SDR高層構法は、高層建物の風圧力に耐える高強度のパネル、取付アンカー、取付ファスナーを備えることで、従来のシポレックスの適用範囲の限界を打ち破りました。高層建物のコストパフォーマンスを飛躍的に向上させ、これからの都市の建築ニーズに応えます。

パネル
設計荷重6000N/m²まで対応できます。

取付アンカー
現場で挿入するタテパイプ(標準仕様)と、内部鉄筋にアンカーを溶接固定した埋込アンカー(高強度仕様)とがあり、必要強度に合わせて選定できます。

取り付けファスナー
リブクリップ(標準仕様)と、イナズマM・H(高強度仕様)とがあり、必要強度に合わせて選定できます。

■二次壁に最適
RC造やSRC造における二次壁を構造的に絶縁できます。 乾式施工のため工期が短縮でき、また、将来の間取り変更等の可能性も広がります。

■変形追従性能
地震等で建物に変形が生じても、独自の取付ファスナーによりパネルが小回転(ロッキング)して追従し、パネルの損傷を防ぎます。取付アンカーがパネル内部の鉄筋を確実に捕らえ、パネルが脱落しない機構です。

断面図

概要

適応範囲の目安

風圧 力:正圧6000N/m²以下 負圧6000N/m²以下
(パネルの設計荷重)
取付アンカー、ファスナーによる適用制限がありますのでご注意ください。

SDRパネルと取り付けアンカーの種類

パネルの種類

平パネル 100、125,150厚/タテパイプ ヨコパイプ埋込アンカー※
アートパネル 125、150,175厚/タテパイプ ヨコパイプ埋込アンカー※

※北海道地区では、埋込アンカーパネルは販売しておりません。

変形追従性能

層間変形角1/75radまで異常なし