独自の取付ファスナーにより、地震等による外力で建物に大きな変形が生じても、パネルが１枚ごとに小回転(ロッキング)し、構造躯体に柔軟に追従します。

目地部の追従性をアップする2面接着
目地部のシーリングは「JASS8　防水工事」に準拠した2面接着で優れた変形追従性能を発揮し、パネルの挙動に追従します。

従来のウワバプレートとリブクリップの機能が一体となった独自の金物を採用することにより溶接効率が向上し、施工のさらなる効率化を実現し、工期の短縮を図ります。

屋内側からの施工も可能
隣接間隔が狭くても施工が容易
屋内側から下向き溶接で取付けしますので、隣棟間隔が狭い立地条件の外壁工事も可能です。

目地モルタルを使用せず、座掘り補修が必要ない構造ですから、均質で美しい外壁面となります。アートパネルのバリエーションも豊富。さらに表情豊かな演出が可能です。

【面内変形追従性能（動的加力試験）】

試験はJIS A 1414-2「建築用パネルの性能試験方法-第2部：力学特性に関する試験」の5.9(変形追従性試験)　に基づいて、大型面内せん断装置を使用しました。

サイクル	層間変形角 (rad)	観察状況
①	1/300	面内変形性能に異常なし
②	1/200	面内変形性能に異常なし
③	1/150	面内変形性能に異常なし
④	1/120	面内変形性能に異常なし
⑤	1/100	面内変形性能に異常なし
⑥	1/75	面内変形性能に異常なし

（試験機関：（一財）日本建築総合試験所）